横山内科医院

2023年5月8日から、新型コロナウイルス感染症の扱いが第2類相当から５類感染症へと変更されました。しかし、これまで感染の主流であったBA.5の割合は徐々に減少してきており、BA.5より更に感染力が強く免疫逃避能力が強いとされているXBB.1.5が徐々に割合を増してきていることが推察されます。ウイルスに感染していても無症状の方が5割程度いるとの報告もあり、院内で他人へ感染させない、また周囲からのウイルス感染リスクを下げる意味でも院内では今まで通り、全員マスクの着用継続を当院のルールとさせて頂きます。風邪症状や下痢などの症状がみられる方は今まで同様、まずお電話で事前に御相談下さい。原則、個室隔離とさせて頂きます。当院は御高齢の患者さんが多く、また血液疾患、骨髄移植後の患者さん、免疫抑制剤を服用中の方など通常より免疫力の低い方が多く通院されています。ご理解の程、宜しくお願い致します。

（熱がないことは新型コロナウイルスに感染していない根拠にはなりません。感染していても無症状の方もおられます。1日だけ熱が出て、翌日には熱が下がっていてもウイルスには感染していて周囲に感染を広げている実例も少なからずみられています。喉が少し痛いだけとか、鼻水だけとか、下痢・胃腸炎の症状を呈すことも新型コロナウイルス感染症でみられる特徴です。間違った情報や思い込みは感染を拡げる原因になりますので、少しでも体調がおかしいと思われたときは必ず事前に電話でご相談ください。また、抗原検査は熱があまり出ていないときや、熱が出ていても、あまり早期に検査を行うと感染していても陽性に出ないことがしばしばあります。また、一般の方がご自身で検体採取する場合と、医療機関で検体採取を行った場合では、陽性率に差があるという報告もあります。抗原検査が陰性だったからといって過信しない様にご注意ください。最近、症状の重い方が徐々に増加してきております。）